前回受けた子宮卵管造影検査の結果、卵管は「異常無し」との事だったので、次の仲良しタイミングにてタイミング法を試してみました。
その結果、なんとなんと1発で妊娠検査薬で陽性に！！
嬉しい嬉しい嬉しい！！
でも前回の流産の事もあり、主人とも喜び過ぎないようにしないとね、確率は高くない、半々位に思っておこうね、と誓い合い。
そんなスピード妊娠からのスピード流産のお話です。
妊娠6週でまたも胎嚢が見えないデジャブに震える。
前回の妊娠・流産時、妊娠検査薬で陽性になり、意気揚々と産婦人科に駆け込んだのが妊娠5週。
そして胎嚢が見えないの言葉に撃沈した経験から、今後は5週は「魔の5週」として、検査薬で陽性が出ても診察には行かないと決めていました。
5週だと、健康で問題ない胎児の場合でも、稀に胎嚢が小さく見えない事もありそうなので、余計な心労を味わいたくない！
そして診察が遅すぎても子宮外妊娠など発見が遅れると命の危険もあるので、早すぎず、遅すぎずな6週以降に行こうという考えな訳です。
前回の流産の際に調べに調べて、私も強くなりました。
6週で胎嚢が見えなければ、それはまた染色体異常や子宮外妊娠である可能性が高い訳で、この6週でやはり今回も胎嚢が見えなければ、また悲しい思いをするという覚悟が、今回はできていました。
前回の何も知らなかった頃の私とは違う訳です！！
そうして覚悟してのぼった診察台、その結果が、やはり、
「胎嚢が見えない」
だったのです。。。。
最悪の結末。子宮外妊娠濃厚説。
この日、たまたま不妊外来でいつもお世話になっている、不妊治療中のレディー達をばっさばっさと待った無しでさばくスーパードクターI氏（男性）ではなく、優しく寄り添いますよ～な、ドクターにはめずらしい優しいレディーが担当ドクターでした。
そして、エコーで見ても胎嚢が見えない私の子宮の中を、ずっとずっと、ずーっと粘り強く探し続けてくれました。
このカーテン越しのエコー、何度も体験しましたが本当に不安な事が多くないですか？私の場合、悲しい診察結果も多かったので、優しいドクターだと本当に救われます。
先生：「どうしようやっぱり見えないね・・・」
私：「そうですか・・・」
そんなに人生うまくはいかないだろうと覚悟はできていたので、今回の診察は冷静に聞き分けよく対応できたと思います。
前回初めての流産の時は分からなすぎて、あきらめがつかなくて、どうにかして欲しくって、感情のコントロールができていなかったと思います。
私：「先生、6週で胎嚢が見えなければやはり難しいですよね？」
先生：「そうね、、難しい可能性が高いよね。でもこれから子宮内に見える可能性も信じつつ、血液検査でホルモンの値を確認させてね。」
私：「ホルモンの値？？？」
子宮外妊娠なのか？血液検査でホルモン値をチェックせよ！
流産の経験はあるものの、子宮外妊娠は経験がない私。
前回も子宮外の可能性があったので、知識として多少は知っていましたが、どういう経過をたどる事になるのかは全くの勉強不足。
先生曰く、まずは採血をして、妊娠を継続させる為のホルモンであるHCGの値を確認したいとの事。
薬局で購入する妊娠検査キットもおしっこをかけてこのHCGを検出し、妊娠しているかどうかを判定しているんですね。
そのHCGの値がどうしてここで必要なのか？
・妊娠反応があるのに子宮内に胎嚢が見えない（子宮外にも見えないが）
↓
・どの位の大きさに胎嚢が育っているか、HCGの値から判断
↓
・子宮内に見えなければおかしい値かどうか確認
といった流れのようです。
子宮外にはっきりと胎嚢が見えていれば、子宮外妊娠と確定されるのですが、私の場合は子宮外にも胎嚢が見えなかったので、この流れを取る事になったようです。
子宮内に見えなければおかしい値だった場合、いよいよ本格的に子宮外妊娠と想定して急いで処置を検討していかなければならなくなります。
ここでいう処置というのは、勿論「赤ちゃんとさよならをする」処置です。
子宮外妊娠では残念ながら妊娠を継続させる事は100％できません。
赤ちゃんを育む器官ではない所に着床してしまっている訳ですから当然なのですが、それでも胎嚢がある程度の大きさまで順調に育つ事もあり、そうなるといずれ破裂し大出血を起こし、母体の命に危険が及んでしまう、実はとても危険な状態が子宮外妊娠なのです。
そして私がこの時子宮外妊娠と断定された場合、1番怖かったのが、「手術になってしまうのでは」という事でした。
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【2度の流産と妊活記録記事はこちら↓】
