【2度の流産と妊活記録Vol.3】子宮鏡の検査とは?痛みは?

人生初めての流産を経験したその後、子宮筋腫が見つかり手術をする事に。 結果、訳あって手術はできない事となってしまうのですが、その前に経験した子宮鏡検査についての記録です。

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子宮鏡検査とはどんな検査?

私は子宮筋腫の手術をする前に、筋腫をしっかり観察するために行ったのですが、妊活をしていると遭遇する可能性もある検査になります。 子宮鏡検査で確認できる内容は

・子宮内のポリープ

・子宮筋腫

・子宮奇形

などの有無や状態を詳しく確認できるものとなります。

妊活や不妊治療のスタート時、おそらく卵管造影検査辺りからスタートする方が多いかと思いますが、この検査も後々経験する方が多いのではと思います。

筋腫があると妊娠が難しいって本当?

私が子宮筋腫の手術をしようとなった経緯ですが、流産後、子宮内容物の排出で出血は続いていましたが、確か流産から2週間後のちょうど検診の前に出血が終わったかと思います。

出血も終わり、やっとこの辛かった流産も終えて前に進もうと切り替えようとしていた矢先、

何と先生から「この子宮筋腫はちょっとまずいかも」のお言葉。

赤ちゃんが着床する可能性もある範囲の部分に筋腫があり、子どもを望んでいるのなら年齢的にも手術しておいた方が良いかもしれない、との事でした。

当時32歳、今は30代や40代の出産は全くめずらしくは無いですが、だからこそ流産率や不妊率も年々上がってきてしまっているし、医者から見れば、やはり妊娠は20代にというのが今でもスタンダードな考え方なのでしょう。

妊娠検査キット

ちなみに、「筋腫があると着床の時に重なったりして邪魔になっちゃうからなのか?」と聞いたところ、

なんと「筋腫と流産の関係性は立証されていないから分からない」との事だそうでした。

実際は全然関係は無いかもしれないけど、でもやっぱり筋腫があると何か良くない事を起こしそうな気もするし、憂いを取り除いておくに越した事はないでしょう、位な事なのだそうです。

なので、手術するかどうかも勿論私判断で良いとの事。

すでに30代、流産の経験直後の身としては、手術を選択するしかありませんでした。

子宮鏡検査は日帰りでできる?

子宮鏡検査をする事にしたのは良いものの、実際、どんな器具を使って行われるかなど、一切情報無しだと、どんなものなのか不安なものですよね。

どうやら膣から小さいカメラを入れてよく見る検査なのか?位で、私は詳しい子宮鏡検査の説明は事前に受けられませんでした。(病院あるある)

子宮鏡検査

安心頂きたいのは、

・勿論日帰り

・検査自体は10分位で終了

・手術室などではなく通常の外来の部屋で検査可能

・麻酔不要

・検査後の痛みもほぼ無し

といったところでしょうか・・・。

当日多少の出血の可能性があるので、ナプキンは持参となりますが、私は特に出血も無く、そのまま終わって会社へダッシュで向かいました。

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子宮鏡検査ってどんなもの?痛みは?当日の流れは?

当日はいつも診察を受けているような部屋に通された後、検査のできる部屋へ移動しすぐに検査が始まりました。

手術台などにのぼる必要なく、本当に普通の診察イスみたいな感じでした。

そこまでは全くもって問題無かったのですが、この後、なんと先生、ジャッキのような器具で膣をぐぐっと広げ始めます。

も~うこれが「え、え、待ってお願い何なのそれ急な展開どうなってんの!」と態度にこそぎりぎり出さなかったですがもうパニックです!

ジャッキでこじ開けられたらそりゃ普通テンパりません?!しかも痛い!!

そしてある程度広がったらおそらく生理食塩水でしょうか、流しながら小さい内視鏡を入れて観察するのですが、その際、さっきのジャッキの金属と内視鏡が触れてカツカツと金属の音が響き、これがものすごく恐怖!

そして何が1番恐怖だったかというと、ジャッキでこじ開けながら、なんと担当の先生、後ろのナースさんと他の患者さんの事でおしゃべり開始!もう、検査そっちのけだったのであります!

「先生、手!手止まってるからぁ!!!」

叫ぶ女性

という私の心の叫びも虚しく、先生の楽しそうなおしゃべりは止まず。

この先生、腕は確かでいつもエコーなど瞬殺で終わる方なのですが、内視鏡の日に限ってまさかのおしゃべり・・・

おそらく子宮鏡検査、そんなに痛くて怖い検査ではないはずなのです。

ですが私はこの先生の暴挙にもあって、「子宮卵管造影検査とどっちが痛いか?」という問いへの回答に迷ってしまうのでありました。。。

子宮鏡検査を受けるにあたっての注意点

検査当日は特に注意するという事も無いのですが、もしもお仕事をされている場合、子宮鏡検査前と子宮鏡検査当日の2回、来院しなければならない事だけ気をつけてください。

・1回目は生理中

・2回目検査当日は生理開始日から10日以内まで

とされてますが、私の病院では必ず生理中に1度膣内の様子をエコーで検査し、そこから「○日位までには検査しましょう」という手順を踏む規則となっているようでした。(事前検査無しの病院もあるようではありますが)

土曜日に行けば良いのでは?と思われるかもしれないのですが、2回とも子宮の状態が上記の期間に検査をしなければならないという条件があるので、土曜日にうまく合わせられるかは運次第という感じです。

当時、気軽に休めるような職場ではなかったので、1回目は土曜日に受ける事に成功しましたが、検査当日は土曜日に合わず、朝いつもより2時間早く出社し先に仕事を始め、中抜けをして子宮鏡検査を受け、また職場へダッシュで戻りました。

職場を休みずらい方はご注意を。

→次記事【Vol.4】不妊治療を決意?私が仕事を退職した理由

【2度の流産と妊活記録記事はこちら↓】

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