【2度の流産と妊活記録Vol.10】私の不妊治療をまとめるブログ。30代、何から始めた?Part.2

2 度の流産後無事第一子を授かれた私達夫婦でしたが、その間にあれやこれやと悩み迷走し、ちまたで妊娠に良いと言われているような民間療法なんかもとりあえずやってみたりしておりました。

個人的に私は漢方の力で授かれたと感じているので、これ需要ある?誰得なの?って感じではありますが、今だからこそ思う事もあったりするのでとりあえずまとめてみようと思います。

病院選びや、途中でどんな気持ちの移り変わりがあったかなんかも書いていきます。

私の治療についてのまとめ(Part1)はこちら↓


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意味あるのないの?試した民間療法の数々

私達夫婦は色々検査をした結果、特にお互い何か妊娠に支障をきたす問題が見つからない、いわゆる「原因不明不妊」というやつでした。

原因不明不妊、多いんですよね。

私の場合、「不妊」というよりは、妊娠しても流産となってしまうので「不育」の方がしっくりきていたのですが、まあそんなこんなで西洋医学の方からは一旦できる事はない、普通に治療のステップを踏んでいってくださいね、位の状態となってしまいました。

治療のステップというのは、

タイミング法→人工授精→体外受精

という感じのやつですね。

私はタイミング法で結果授かれはしましたが、じゃあそれだけで授かれたのか?私は何もしていなかったのか?

最初にお伝えしたように、私は漢方の力で授かれたと思っていますが(漢方については前の記事へ)、色々な記事やyoutubeなんかを見て、民間療法についてもとりあえず片っ端から手をつけていました。

・とにかく身体を温める(腹巻き、ホッカイロ)
・水分を摂る
・脱カフェイン(たんぽぽコーヒー、ルイボスティー命)
・股関節の柔軟(子宮への血行促進!)
・パンNG、朝食はパン派→和食派へ
・「まごはやさしい」の食事心がけ
・低GIへの猛烈なこだわり(めかぶファースト実行)
・間食も低GIのチョコ1粒のみ
・身体に良いアマニ油摂取
・身体に悪いソーセージやベーコン、外食やコンビニ弁当などは基本NG
・週に1度は魚を食べる
・妊活用サプリを飲む

などです。

あとは低温期はしっかり体温が下がらないと良い卵子が育たないし子宮内膜も厚くならないとの事で、夏ならしっかりクーラーをつけて暑くなりすぎないようにする事、逆に高温期は卵が着床する際に子宮が冷えていると良くないので絶対冷やさない!など、妊娠に至る経過の部分でいつも今はどういう時だからこういう生活を!と意識してやっていました。

あと私はやりませんでした、この他にはよく

・整体に行く
・鍼を打つ
・ヨモギ蒸しをする
・布ナプキンを使う

なんかも聞きますよね。

こうして見てみると、全部東洋医学的というか、論文が出ているようなものではないので、本当に効果があるかは分からない、でもやらずにはいられない、そう思ってみんなやっているんだと思います。

やって良かった?民間療法の捉え方

では結論、私はもし次また不妊治療にのぞむ時も、またこうした民間療法をやるのか否か。

私の答えは「やっぱり次回もやる」です。

私は妊活についての情報をほとんどyoutubeから学んだのですが、色々見ていて勝手に思ったのは、私のような原因不明不妊の人は

「何となく身体に元気がない」

というところで、あと1歩妊娠に至れていないのではと感じました。

ストレスも多い現代、特に病気をしている訳ではないけれど、じゃぁみんな

元気いっぱい!毎日元気がみなぎってしょうがない!

ではないですよね。

燃えつきた女性

どこか決定的に身体に悪いところがある場合には全く効果が期待できそうにないものの、「どこか元気がない」身体には効果がありそうだとは思いませんでしょうか?

卵子の劣化という点では年齢によってどうしても落ちてしまうもので、劣化してしまった卵子が若返る事はないものの、これからの劣化を少しでも遅らせられないかな、ホルモン状態や子宮などの機能についても、健康的な生活で改善されないかな、と、少しでも効果があればと思ってやっていましたね。

私が処方された流産防止に繋がる可能性のある漢方も、血流を良くするような、そういう系統の漢方だったようなので、あと一歩を後押しするような、そんなイメージがありました。

今回第一子を授かれたのも、結局は「これが効いたから」という答えなんて出ません。漢方が効いたと思っていはいるものの、実はこうした民間療法があったからこそだったかもしれないし、何だったら漢方ではなく民間療法のみのおかげだったかもしれない、それどころかそのどれでもなく元々持っていた身体の力だったかもしれない。

答えが分からない限り、「やれる事はやっておきたい」が、私の信条です。

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病院選びについての私の考え

不妊治療で実は最初にぶち当たるかもしれない壁が”自分に合った”病院選びだったりしないでしょうか?

もっと気持ちに寄り添ってくれる病院が良い!とか、どうも病院の治療方針が合わない、とか。

そういう私も1度近所の個人産婦人科に行って、もうそこには2度と行きたくないと思い、翌週違う総合病院に変えた経験があります。

ドクターがあまりにあんまりだったのと、受付の姉ちゃんもあまりにあんまりだよーーで、待合室も会計も私にはとにかく全てが良いところ無しだったからなのですが、結局パーフェクトな病院で不妊治療にのぞめた人っているのでしょうか?

私が不妊治療、そしてお産もお願いした2つ目の総合病院は、ドクターに大変難ありでした(笑)

この、不妊外来をまわす超大物スーパードクターI氏は、不妊に悩むレディー達相手に1人1分位の持ち時間でバッサバッサとさばいてくる、そりゃー寄り添いもへったくれもない、寄り添う隙なんて1ミリも与えないスーパードクターでしたけど、私はこの総合病院での治療で良しとしました。

なんでそんなやばいドクターなのにと思われるかもしれませんが、この総合病院、肝心のドクター以外は全て私にとっては素晴らしいと思う病院だったからです。

会計は自動精算など最新のシステムで待ち時間が分かりやすかったですし、総合受付は何を尋ねても分からない事なんてない、教育がしっかり行き届いた布陣がなされていたし、不妊外来の受付の人達もとても優しく何でも細かに説明してくれたし、惜しむらくは肝心かなめのドクターですが、でも、ドクターて、そういうものではないですか?(笑)

1人1人の感情に寄り添い倒してくれるドクターなんて、針山から針を探すようなものではないでしょうか!!

やばい医者のイメージ

(ドクター失礼!いつも感謝しております!!)

毎日大勢を診ていてそんな時間も隙もないの、分かっております。

1つ目の産婦人科でもドクターは冷たかったですし、私の中ではドクターはそうあるもの、じゃなきゃドクターなんてつとまらない!位に思って、他が全て素晴らしかった2つ目の総合病院で不妊治療をしました。あ、あと家から1人で通える距離というのも勿論ありました。

そんなこんなで、ドクターに1分で診察室からポイッされる訳です、分からないこと、不安なことを何とか聞ける位には自分も知識をつけておかなければスーパードクターとは渡り合えません!

ドクターから出てくる不妊治療ワードに初耳なんてものがないよう、必死に先回り先回りで予習し、

「あ、それってあのことだ」

とスムーズに分かるようにしていました。

お悩み相談に行くのではなく、治療に行くのだ!と思って、割り切ってのぞめば、待ち時間も短くてラッキー位には思える様になりました!

(それでもへこまされる日も勿論多々ありましたけどね(;´∀`))

どうしても今日はへこまされる言葉は聞けないとか、どうしても心の整理がつかず、少しでも治療について相談をしたいという日だけは、週に1日だけ優しい女性のドクターが診察の日があったので(そう優しいドクターがいたのです!)、予約日を変えてその日に合わせたりなんかもしましたね。

総合病院でも、個人病院でも、これはもしかするとできる可能性があるかと思うので、そんな使い方をしてみるのも手ですよね。

とにかく、パーフェクトな病院なんて早々めぐり会えるものではないので、叶っている部分が多いのであれば、叶っていない部分を補う努力をして頑張るしかない!と、そう思いました。

私は治療について先回りして調べるようになって、自分で先が読めるようになれて前向きになれたので、結果は良かったなと感じてます。

妊活中のメンタル面の移り変わり

私は初めての流産後、軽く鬱状態でした。

2回目の流産後は、身体はボロボロで疲れ果てていましたが、「メンタル面は大丈夫!」と思っていましたが、ストレスからくる不整脈を発症。

私の場合結果1人授かれるまでにちょうど丸2年間かかった訳ですが、不妊治療をしている方々の中では全然大変だったとか辛かったとか、泣き言を言うのはおこがましいと今となっては思います。

ただ、今こうして無事1人授かれたからこそそう思えはしてますが、当時はこのまま1人も授かれないかもしれない、私達夫婦は子供を育てるという人生を経験できないかもしれないんだ、と、不安で思いつめる事だってありました。

2回目の流産が、子宮外妊娠だった事で、その不安は結構増したなと思っています。(子宮外妊娠は繰り返す事が多いです)

落ち込む女性

子供を1人も授かれていない不妊治療と、1人でも子供がいての不妊治療も、申し訳ないですがやっぱり思いつめる気持ちは違いますよね。

結果1人授かれた今、これをもしかしたら読んでくれている1人もまだお子さんを授かれていない妊治療中の方の気持ちをいくら「わかりますよ!」と言ったところで、もはや説得力もないですよね、結果、私は授かれたのだから。。。

暗くなりました!

私は最初の流産後軽く鬱だったと書きましたが、それには理由があります。

それは不妊治療についての「知識」が一切なく、とにかく不妊のフの字も聞きたくない時だったからです。

当時、不妊治療をするためにわざわざ仕事を辞めたにも関わらず、例のスーパードクターから「子宮卵管造影検査」をすすめられて帰ってくるも、どんな検査なのか調べたくなくて、ずっと心の奥にしまいこんで見ないふりをしてしまっていました。

(スーパードクターは検査の内容なんて説明してくれないからね、やりたかったら言ってねで帰されております)

旦那さんにそういえば病院はどうだったかと後日聞かれ、

「ランカンゾウエイとかいう検査をすすめられたけど見たくない、気持ちが入らない」と駄々をこねました。

すると旦那さんが

「じゃあ俺が見てあげる~♪」

と言って、横で携帯サクサク、へーとかふーんとか言いながら、分かったなんて言いながら簡単にどんな検査なのか教えてくれたのです。

「それってどうやるの?え、どーゆーこと?ちょっともっとちゃんと調べてよ!いーよ私が調べるから!」

と、気付いたら食い気味に卵管造影をネット検索する自分がいました。

自分では絶対に検索したくなかったのに、隣で旦那さんから情報を教えてもらっていたら、怖い検査でもないことが分かってきたり、急に「知りたい」という気持ちが湧き出てきたのです!

ドクターから聞いた時は、「卵管を造営する?」位に思って怖くてなんだか考えただけで病む感覚があったのに、本当に不思議でした!

そして卵管造影検査を受けてみると、今度は?その次は?!と、不妊治療についてどんどん知りたい気持ちが強まり、ある意味不妊治療についてかなり食い気味に、前向きになっていけたのでした。

そして不妊治療について知れば知る程、不安や鬱になりそうな気持ちが無くなりました。

それはある意味、自分は子供を授かれないかもしれない、とただ漠然に不安で怖かった時と違い、知れば知る程治療できる事が見えてきたのが良かったようでした。

「もしこうなったらこういう治療で解決できるだろうし、こうならこれをやれば可能性が見えるかもしれない」

と、うまくいかなくてもまだいくらでも可能性がある、と前を向けました。

私は2年という短い期間での妊活だったからこそ、前を向き続けられたのもありますが、もし、妊活や不妊治療を始められたばかりで鬱になってしまっている、というような方がいるのであれば、私のこういう経験を少しでも心にとめていただけたらなと思います。

【2度の流産と妊活記録記事はこちら↓】

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