【2度の流産と妊活記録Vol.7】子宮外妊娠かどうかはいつわかる?手術は避けられるの?

子宮外妊娠疑いにてHCGの値を確認するべく採血をして帰った6週0日。

採血の結果はどうだったのか、そしてどんな経過をたどったのかの記録です。

↓前回の経緯はこちら

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妊娠6週でHCGの値が1000越え!子宮外妊娠確定?これってどうなの?

6週0日の時点での採血結果はHCG値1078,8。

この値だったらどういう事なの?子宮外妊娠が確定なの??

先生曰く、

「HCGの値が1000を越えていれば子宮内に胎嚢が見えないとおかしいんだよね。だから子宮外妊娠の可能性がやっぱり高いかな」

との事。

つまりこの時の私に起きている可能性はこの3つだと分かりました。

可能性その1
HCGの値が1000を越えていて子宮内に胎嚢が見えない=おそらく子宮外妊娠で確定。

可能性その2
子宮内に着床しているが胎嚢が小さすぎる、もしくは胎嚢を持たないタイプ(←確かこのパターンもあると言っていた)の異常な着床をしてしまっていて見落としている。だが、どちらも正常な状態ではないので、残念ながら流産になるであろう。

可能性その3
小さくて見えてはいないが、子宮内に無事着床していて、且つ、これから元気に育っていってくれる!

可能性その3に関してはほぼ無いし、期待しないで欲しいとの事でした。

私も同感でした。

妊活は楽なものではない、これからも流産は何度もすると覚悟してやっていこうと思ってはいましたが、

まさかの「子宮外妊娠」

どうして覚悟していた以上のものが来てしまったのか、やりきれない気持ちでした。

ちなみに私の病院ではHCG1000以上で胎嚢が子宮内に見えなければ子宮外妊娠を想定して早め早めに動いていくスタイルでしたが、ネットで見ていると、病院によってその辺りの考えは違うようですね。

HCG2000でも様子見で進めていくような病院もあったかと。

先生曰く、HCGの値だけではなく、それが増えていっているのか、腹痛などの危ない症状が無いかなど総合的に判断しているようなので、先生と相談しながら進めていかれるのが良いかと思います。

子宮外妊娠になる原因は?確率は?防ぐ事はできるの?

子宮外妊娠は全妊娠の1~2%の確率で起こるとされているそうで、この確率だけ聞くとものすごく低い確率に当たってしまったのかなと感じますが、じゃあめずらしいのかと言われると、結構経験者がいるなと感じるので、

「もっと確率高いんじゃないの?」

と疑いたくなります。

また、今回エコーで子宮外のどこにも胎嚢が見えない状況だったのですが、子宮外妊娠の95%が卵管に着床しているとの事で、私もおそらく卵管なのでは・・・という予想で診察を続けていました。

子宮外妊娠になる原因に卵管の”つまり”があるのですが、勘弁して欲しいのは、私がその卵管のつまりは「問題ない」を確認した本当に直後だったのに子宮外妊娠になった、という事です。

今回のタイミング法のまさに直前に「子宮卵管造影検査(詳しくはVOl.5参照)」を受けたばかり、卵管がすっきり通っているゴールデンタイムまっ只中だったのに一体どうして・・・。

先生に聞くと、

「卵管が通っていたからこそ妊娠した。卵管が通っていないと妊娠できないからね。」と。

ん?でも子宮外妊娠の原因に卵管のつまりがある訳よね?卵管がつまってても妊娠するやないかーーい。

この辺り、納得はいきませんが、卵管がつまっていると、奇跡的に精子と卵子は出会えたとしても、受精後に子宮内へコロコロ動いていく際に、卵管がせばまったりしていて動きずらくなり、そのままそこに着床、というイメージなのかな??

また、

「1度子宮に辿りつけてもどういう訳か卵管にコロコロ戻っていってしまうパターンもあるよ」

との事で、とにかく現在の医学でも謎が多く、防ぐ事はできないのだそう。

そして、なぜか1度起こった人はやはり再度起こる事が多いとされているのも事実だそうで、これもなぜ再度起こりやすいのかは分かっていないのだそうです。

その人の持っている性質というか・・・そう思う以外無いのかな。

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子宮外妊娠かどうか手術で確認?!

6週0日時点でのHCGの値が1000を越えていて高い事から、子宮外妊娠を前提に経過を逐一チェックしていく事になりました。

6週3日にも再度採血をし、HCGの値が減ってきていない、それどころか値が増えていっているとなれば、急ぎ手術を視野に入院してもらう事になると思うとまで言われ呆然とする私。

なんでも腹腔鏡手術なるもので、お腹に4箇所穴を開け、そこから内視鏡で胎嚢を探し、見つかればそのまま取り出す事が可能だけれど、見つからず手術をする事で受けるリスクだけ背負う事になりかねない。

なので、できればエコーで事前に場所は確認してから手術にのぞみたい、との事でした。

また、状態によっては卵管自体を切除しなければならない可能性もある、と。

私が1番恐れていたのは、この「卵管を切除する事になる」事態でしたが、先生の口から実際に聞かされるといよいよ泣きが入りそうになりました。

「切除、イヤ、ゼッタイ!!」

子宮外妊娠の手術が嫌な人

卵管切除?子宮外妊娠後も妊娠は可能なの?

もしも卵管内に胎嚢が着床してしまっていて、且つ、手術で切除する以外取り出す事が難しいとなってしまった場合、切除した卵管でも妊娠は可能なのか?

答えは、切除した卵管での自然妊娠は難しい

ので、もう片方の卵管が残っている卵巣からの排卵時に子作りを計画しよう!です。

今回私はタイミング法を実践していたので、右卵巣からの排卵だという事が分かっていました。

(そして右卵管付近に胎嚢らしきものが見えるような違うような・・・ともおっしゃってました)

もし今回右の卵管が無くなってしまっても、年に12回のチャンスは6回に減ってはしまいますが、左の卵管があれば自然妊娠が可能です。

でも、子宮外妊娠は再発する可能性があります。

「また起こってもう片方の卵管まで切除となったら今度こそ一体どうしたら・・・」

これも恐怖で悪い方悪い方に考えてしまう日々でしたが、両方無くなってしまったとしても、体外受精でなら赤ちゃんをのぞめる事を知り、何とか気持ちを確かにして過ごす日々を送りました。

 

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手術を回避する方法は無いの?

そうは言っても手術をしたくない、卵管切除になりたくない、そう願わずにはいられないのが普通です。

先生に今後の進め方を聞くと、

・HCGの値がどんどん下がっていく→経過を見守りつつ、お腹の壮絶な痛みなど出たらすぐに受診する

・HCGの値がどんどん上がっていく→手術を覚悟

との事でした。

HCGの値が下がっていっているのであれば自然と流産に向かっている証拠であり、ひどい腹痛などの危ない症状が無ければ手術無しでも自然流産の形で終える事ができるとの事。

とりあえず手術をせずに終えられる可能性もある事を知り、悲しくても少しは救われる気持ちになったのでした。

→次記事【Vol.8】子宮外妊娠の症状や痛みはいつから?HCGの値は?体験ブログ。

【2度の流産と妊活記録記事はこちら↓】

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